Friday, January 27, 2017

Wendt & Kuhnの木製人形が生まれるまで - How the Wednt & Kuhn wooden figurines are born







ドイツ・グリュンハイニヘンを拠点とする伝統的な木製人形ブランドWendt & Kühn(ヴェント&キューン)が生み出すのは、大量生産による派手な人形ではなく、職人技にこだわりぬき、創立から100年たった今も昔ながらの手法をもちいて手掛けられている木製の装飾人形。

Wendt & Kühnは、1915年にグレート・ヴェントとマルガレーテ・キューンにより創立されてから今日に至るまで、家族企業として代々引き継がれ、多くの人々に愛されてきました。
グリュンハイニヘンの自社工房にて、熟練した職人によるブラシひとはけまでハンドメイドにこだわり生産される天使や木製人形は、それぞれの過程を経て少しずつ命を吹き込まれていきます。

ほしいかもでは、この生産過程を現地の写真と一緒にご紹介します。
小さなWendt & Kühnツアーを体験してくだい。

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\\ Wendt & Kühnへようこそ! //
~~Willkommen in Wendt & Kühn~~

グリュンハイニヘンは、ドイツ・ザクセン州ドレスデンより南に位置する、チェコとの国境近くにある人口4,000人ほどの小さな町です。
ここにWendt & Kühnは事務所と工房、そしてザイフェン人形ワールド(グリーンハウス)と呼ばれるギャラリー兼ギフトショップを構えています。


現在のコレクションは創立者が遺した2500以上ものオリジナルデザインがもととなっています。


ひとつの人形が完成するまでに必要なステップは40工程。


木製の素材として使われるトウヒ材、ブナ材、リンデン材は工房近くの森から採取されています。
2年もの月日を経て乾燥・成形したのち、部品として工房に運ばれます。


塗料の重ね塗りにより鮮やかな色彩を放つ人形。
塗料に浸した人形をスピンさせ、余分な液を飛ばすことで、表面がムラなく均一となり陶器のような美しい質感が生まれます。

  
天使の羽根やお洋服、愛らしい表情はすべてブラシによる手作業でペイントされます。
鮮やかに命が吹き込まれていく木製人形。ペイントののち、乾燥させ、完成を待ちます。
  

創立者であるグレーテ・ヴェントとマルガレーテ・キューンはともにドレスデンのザクセン王立美術工芸大学を卒業しています。
また、グレーテ・ヴェントは、1937年パリの国際万博にてその芸術的な木製人形が評価され、金賞を受賞しています。


Wendt & Kühnは、毎年少なくとも向こう5年間は生産をしないモデルを選びます。
これらはギャラリー内のキャビネットにて名誉高く、大切に保管されます。これによりWendt & Kühnは、100年たった今もなお色あせず、あるいは希少価値の高いコレクションを保っています。


Wendt & Kühnの工房内ギフトショップにて公演中の天使の木製人形。
今にも動きだしそうな小さな天使たちは、たくさんの愛情を受けて生まれ、そしてその愛情を新たに人々へ運び、幸せをもたらします。


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Wendt & Kühn コレクション Collection




Fine German craftsmanship at its most beautiful – the hallmark of each and every product from Wendt & Kühn. 

Distinguished by an utterly unmistakable artistic design.
Spirited, playful and brimming with childlike enthusiasm, compositions become poetic vignettes, radiating the same sense of harmony today as they did back in the very beginning.


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